Activity Report
国内外の地域医療を医療、保健の視点から学び、実践することで地域に貢献する
【2022年 TSYCoffeeプロジェクト】5月 カレン族の村でのコーヒーづくりを視察
ターソンヤン病院から約1時間半。雨季で崩れた細い急勾配の坂道をピックアップトラックで上り、コーヒー栽培をしている村民の家を訪れました。コーヒーの脱穀から焙煎までの工程を見せていただきました。コーヒーの脱穀をするまでには、外皮と果肉を除去したあと水分量を10~12%程度まで乾燥させ、さらに内果皮がついた状態で、2ヶ月間程度乾燥させるということです。その後、いよいよ皮を脱穀する工程に入ります。
1本のコーヒーの木から出来る生豆は約500gで、淹れられるコーヒーは約25~20杯分と言われています。電気がないため、脱穀から殻を飛ばし、そして焙煎まですべて手作業で行っています。コーヒーができるまでには、かなりの時間と労力を要する作業です。貴重な水でお湯をわかし、訪れた私たちにひとつひとつドリップして、コーヒーを入れてくれました。コーヒーに関しては、すべてが手作業でサイズが異る豆が混ざっているために均一に焙煎できないということもあり、やや雑味を感じましたが、挽きたてのコーヒーの芳ばしい香りは感じました。冷めると強い酸味がありましたが、その点も含め、この原因を探り少しでも商品の品質が向上するように、まずは何ができるのか、そして何から始めたらよいのか検討していきたいと思います。
【2022年 TSYCoffeeプロジェクト】5月 カレン族コーヒーファーム視察
カレン族の村からピックアップトラックでコーヒーファームに行きました。カレン族のコーヒーファームは山の急斜面にあります。標高の高いエリアでは、コーヒーの樹を山の急斜面に植えることが多いということです。朝夕の気温の差が大きくなるため霧や雲が発生しやすなり、それらが樹に強い日差しが当たることをやわらげてくれて、品質の高いコーヒーは生まれるということです。ただこの急斜面では、人間が一粒一粒、手作業で摘み取らなければならないので、想像以上に時間と根気を必要とする作業だと思います。
1本のコーヒーの木から出来る生豆は約500gで、淹れられるコーヒーは約25~20杯分と言われています。電気がないため、脱穀から殻を飛ばし、そして焙煎まですべて手作業で行っています。コーヒーができるまでには、かなりの時間と労力を要する作業です。貴重な水でお湯をわかし、訪れた私たちにひとつひとつドリップして、コーヒーを入れてくれました。コーヒーに関しては、すべてが手作業でサイズが異る豆が混ざっているために均一に焙煎できないということもあり、やや雑味を感じましたが、挽きたてのコーヒーの芳ばしい香りは感じました。冷めると強い酸味がありましたが、その点も含め、この原因を探り少しでも商品の品質が向上するように、まずは何ができるのか、そして何から始めたらよいのか検討していきたいと思います。
【ご寄付】TSY・コーヒープロジェクトTシャツ&トートバッグ
TSY・コーヒープロジェクトチャリティーの一環としてターソンヤンTシャツを作りました。
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ご寄付メニュー:2000円(Tシャツ1枚)・800円(トートバッグ1枚)